テレワーク、オンライン学習が続けられない人の特徴とその理由、対策方法【孤独感は強敵】

 Lonely

こんにちは、アサカ(AsacaYontory)です。

新型コロナウイルスの影響で、日本でもテレワークやオンライン学習が広がりました。

毎日満員電車に揺られて会社に出勤していた人や、会社や学校が遠方せいで長時間の通勤・通学をしていた人にとっては無駄な時間を減らせるため朗報だったはずです。

ところが、3カ月、半年…とテレワーク、オンライン学習が長期化するにつれて、新しい生活様式に適応できず不安や孤独を感じてしまい、逆にストレスが高まっている方もいます。

テレワークや大学でのオンライン学習により活き活きする人・そうでない人の違い、テレワークが向いている人・向いていない人の違いはどこにあるのか?

今回はその”違い”やテレワーク、オンライン学習が続けられない人の特徴とその理由、対策方法について解説しました。

孤独感の原因はコミュニケーション量の不足

同じテレワークをしていても、孤独を感じて元気がなくなっていく人と、逆にどんどん元気になっていく人がいます。

この違いはコミュニケーションに対する感じ方の違いが主な原因です。

 

テレワークが開始されてから元気がなくなっていく人は他人とコミュニケーションを取るのが好きで、話し好きなタイプの人です。友達の数も多かったりします。

逆に、テレワークにより他者とのコミュニケーション量が減って元気になっていく人は、あまりコミュニケーションを取るのが好きではない、一人でいても苦ではない、一人でいても楽しめるタイプの人です。

 

どちらが良いとか悪いとかそういうものはなく、単純にテレワークに向いている・向いていない、の違いがあるだけです。

ネコ派・犬派の違いや料理が好き・嫌い、長距離走が得意・苦手な方がいるのと同じです。

 

他者とコミュニケーションを取るのが好きな方はテレワークでは孤独を感じやすいので、孤独感を解消するためになんらかのメンタルケアが必要です。

孤独感の解消のためにできること

孤独感の解消には他人とのコミュニケーションが不可欠です。下記の対策により孤独感を紛らわせることができます。

コミュニケーションツールを活用して雑談の時間を作る

テレワークをしている方は、会社の上司や同僚、取引先との連絡用に様々なツールを使っていると思います。

私自身、在宅ワークで使用している各種ツールのご紹介に書いたツールを使用しており、他の在宅ワーカーや上司との連絡手段として重宝しています。

 

このコミュニケーションツールを使って雑談ができれば、孤独感はかなり減らせるとは思いませんか?

 

雑談をすることで「他人とつながっている」「いつでも誰かと話ができる」という感覚を抱くことができれば、それが安心感につながり、孤独感の解消にもつながります。

四六時中、他人とつながっていたり休みの日にも上司から連絡が来たりするのはウザく感じてしまいますが、あまりにも連絡が無さ過ぎたりコミュニケーションが取れなさ過ぎたりしても、精神衛生上よろしくありません。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。多すぎても少なすぎてもダメで、適度なバランスが必要なのです。

 

「仕事で使用しているコミュニケーションツールは仕事以外の目的で使ってはいけない。」というルールがあるのであれば仕方ありませんが、仕事に関係ない話ができる時間を積極的に作らないと、人の心は病んでしまいます。

 

始業開始の10分前は雑談してもOK! 昼休みの時間は自由に会話してもOK! のように、雑談できる時間を意図的に作りましょう。

SNSの使用

業務で使用しているツールで雑談するのがダメなら、SNSを使うのも1つの手です。

WhatsappやLINEグループなど、インターネットに接続さえできれば無料で使えるコミュニケーションツールは無数に存在します。

これらのSNSで仕事以外の話をしたり、仕事とは関係ない人とコミュニケーションを取ったりするだけでもストレス解消になったり孤独感の解消になったりします。

 

SNSは犯罪にも使われてるので悪いイメージを持っている方もいますが、ヤバそうな人やつながりたくない人のことはブロックしたりミュート(無視)したりもできるので、孤独感を解消するためのコミュニケーションツールとして活用してみてはいかがでしょうか。私もTwitterをメインに使用しています

オンラインでのランチ会や飲み会を実施

コミュニケーション手段として、以前は飲み会や歓送迎会がよく行われていました。いわゆる飲みニケーションというやつです。この飲みニケーションをオンラインで実施します。

 

「せっかくコロナのおかげでつまらない飲み会が無くなったのに余計なことを言うな!」と怒る方もいると思いますが、つまらなかったり面倒くさかったりしたら途中でオフラインにしてしまえばいいし、参加しているフリをしながら映画でも見ていればいいです。

誰かが他愛もない話をしているのをBGMに、あなたの好きなことができてしまうのがオンライン飲み会のメリット。

オンライン飲み会経験者の8割くらいの方は「もうやりたくない」と言っているというデータもあるらしいのですが・・・。

まあ、旧態依然とした堅苦しいものではなく、カジュアルな形式にしたり短時間にしたりすれば、孤独感を解消するには効果的なんじゃないでしょうか。

短期的な目標を作る

なにかに集中して取り組んでいる間は、余計なことを考えないで済むので孤独を感じることもありません。

仕事上のことでもプライベートなことでも構わないので、なにか目標を作って小さな達成感・成功体験を積んでいきましょう。

ただし、人間の集中力は長期間継続できませんので、長くても3カ月、できれば1カ月以内に結果が出る目標がベスト。

コミュニケーション不足の解消ではなく、気を紛らわせる効果しかないので微妙なところですが、どうしてもコミュニケーションを取る手段がない場合には試す価値があります。 

野菜を育てる

なにかを育てていたり成長を見守っている実感があると、孤独感が半減します。

野菜や植物など成長を見守れる対象を作り、日々の変化を感じたり、果実を料理して楽しんだりできれば孤独感が減らせるはずです。

植物よりも猫などペットを飼った方が孤独感の解消には効果が高いのですが、育てられずに捨ててしまう方もいるので、時間的にも金銭的にもペットを飼う余裕のある方だけにおすすめします。

まとめ

今日のまとめです。

  • テレワークやオンライン学習には向いている人・向いていない人がいる
  • コミュニケーション量が少ないと孤独を感じやすい人はテレワークに向いていない
  • テレワークに不向きな人は、雑談やSNSの活用で積極的に他者とコミュニケーションを取る必要がある
  • 目標を作ったり生き物を育てたりするのも孤独感の解消に有効

 

人間は社会性を持った生き物なので、自分以外の他者とコミュニケーションを取らないと、孤独や不安、寂しさといったストレスを感じてしまいます。

山奥に住む仙人でさえ、たまには旅人や町から訪れた客人など話し相手を必要とするものです。

良い人生を送るためにも適度にコミュニケーションを取り、精神の安定を保っていきたいですね。