2021年5月10日(月)から、Uber Eatsの配達員用の料金体制が新しいものに移行します。
以前から京都、福岡、沖縄、神奈川で先行実施されていましたが、初期トラブルの解消に目途が立ち全国展開に踏みきったようです。
これまでは
- レストランでの「受け取り料金」
- 配達先での「受け渡し料金」
- 配達距離に応じた料金
- 各種インセンティブ(ブースト、クエスト報酬など)
が支払われていました。
今後は計算方法は明示されていないものの、上記とは別に 配達に要した時間に応じた支払い がされることになります。
距離が短い近場での配達(ショート)が多かった配達員は以前よりも報酬が少なくなる可能性があり、
逆に、遠距離の配達(ロング)では配達時間がかかるようになるため、以前よりも報酬が多くなることが考えられます。
以前からロングの配達が多い配達員は1回あたりの配達時間が延びるためクエスト回数を達成するのが困難になるなど不公平感がありましたが、新料金体制では配達時間による不公平感が解消されます。これは素晴らしいですね。
計算方法がブラックボックス化されて不信感が募る部分もありますが、全体的には良い方向へと改善されたと考えてよいでしょう。
また、新しい料金体制への移行に伴い、アプリの仕様も変わります。
5月10日以降 アプリがバージョンアップされ、配達リクエストを受け付ける前に
- ピックアップするレストランの場所
- 配達先の場所
が表示されるようになります。レストランや配達先を見たうえでリクエストを受け付けられるようになるわけです。
配達場所が遠いものについてはこの時点で拒否することができるので、配達員にとっては非常に便利な仕様といえます。
スキマ時間だけ稼働したい配達員はショートのリクエストのみを受け付けることができますし、ガッツリ稼働したい配達員はロングでガンガン稼ぐことも可能です。
オフライン直前の”ラスト1本”として自宅方向のリクエストを選ぶこともできるので、「最後の1本が自宅とは逆方向だったために、家に帰るのに時間がかかった」という悲しい事態も防げます。
アプリのアップデートは自動更新されるはずですが、念のため5月10日になったらアプリのアップデートをしておきましょう。
アプリの削除&再インストールをするのが確実です。