机の引き出しを片付けていたら、数カ月前に届けられた国民年金の納付書が出てきました。私は面倒くさがり屋なので、わざわざコンビニや銀行まで行って支払うのはとても面倒です。
国民年金をネットで払う方法はないのかな?と探していたら、Pay-easy(ペイジー)という方法を使えばネット決済で完結することがわかりました。
さっそくPay-easyで支払ったので、手順を書き残しておきます。
Pay-easy(ペイジー)とは
今回私が使ったサービスはPay-easy(ペイジー)というウェブサービスです。
Pay-easyを使うことで、コンビニや銀行に行かなくても国民年金の保険料を納付することができます。
Pay-easy で保険料を支払うためには、年金事務所から送られてくる『領収(納付受託)済通知書』に記載されている納付番号と確認番号が必要です。振込用紙みたいな紙の左下に記載されているので、この番号を探しておきましょう。
『領収(納付受託)済通知書』を手元に用意しPay-easy にアクセスしたら、Pay-easy のページ内にある『Step2 ATMやインターネットバンキングへGO!』から【インターネットバンキングの場合】を選び、さらに【ペイジーが利用できる金融機関を探す】へと進みます。
この先のページで振り込みに使いたい金融機関を検索し、専用ページから振り込みを行います。
今回、私は楽天銀行から振り込んだので、下記のページから【ペイジーで支払う】からログインして支払いました。
ちなみにこのページですが「楽天銀行 ペイジー」で検索しても見つかったので、他の金融機関を使う方も「金融機関名 ペイジー」で検索すれば専用ページが見つかるかもしれません。
国民年金の保険料をPay-easy(ペイジー)で支払う手順(楽天銀行)
楽天銀行にログインしてからの画面説明です。
支払先の検索画面が開きますので、【国庫金のお支払】へと進みます。【収納機関番号検索】からも進めますが、その場合には厚生労働省年金局の『00500』で検索すれば年金の支払い画面が開きます。
払い込み内容の入力画面が開いたら、支払先の収納機関として【厚生労働省年金局】を選択。
さらに、「納付番号」と「確認番号」を半角数字で入力します。納付区分は空欄でも問題ありません。
納付番号、確認番号は、年金事務所から送られてきた領収(納付受託)済通知書に記載されています。
必要事項を入力したら、【次へ】と進みます。
振り込みの確認画面が開くので内容を確認し、【規約への同意】にチェックを入れ、暗証番号を入力したら【払込実行】へと進みます。これで国民年金の保険料がPay-easyで支払えました。
ちゃんと出金記録が残ってますね。
国民年金は払っても金銭的には確実に損、それでも払う理由
いざという時、障害年金をもらうため
よく言われていることですが、若い世代の人は国民年金の保険料を納めたとしても確実に損をするそうです。
寿命にもよりますが、払った保険料の総額 > 受給できる保険料の総額 となる可能性が非常に高いため、国民年金を払わないという選択をする方もたくさんいます。
実は私もここ数年は払っておらず未納期間がたくさんあるのですが、考え方を改めて、納められる分は納めることにしました。
というのも、国民年金は払っておかないと、大怪我をした時に障害年金が降りなくなってしまうからです。
私は独身で養っている家族もいないため、会社の保険以外には保険に入っていません。
しかし、会社の保険だけでは後遺障害が残るような大きな事故にあったり大怪我をしてしまった際に、生活が困窮する可能性があります。
そのため年間20万円で一生分の生活を保障してもらえると考えれば、それなりに払う価値があると考え、過去の保険料のうち、まだ支払える分については払うことにしたのです。
日本経済にも貢献できる
私が払った国民年金の保険料は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が管理し、株式や債券で運用しています。
つまり、私が払った年金保険料が株を買ったり債券を買ったりするのに使われているわけです。
株を買うことで上場企業にお金を渡すことになり、企業が設備投資をしたり新たな事業を始めたりする時の資金になります。こうして巡り巡って経済にも貢献できるわけですから、国民年金の保険料を払った方が良いとの結論に達しました。
年金制度はポンジスキームだの債務不履行だのと囁かれており、まったくその通りだと私も感じています。「消えた年金問題」などの闇も多く、不信感も多いです。
それでも今すぐに使う予定のないお金を銀行に眠らせておくくらいなら、「もらえたらラッキー☆」くらいの気持ちで年金を払っておいた方が良いと私は考えます。
将来のことは誰にも予測することは不可能ですので、「払っておいてよかった」と思える未来が来る可能性があると信じて、払える余裕のあるうちに払っておきたいと思います。
Pay-easyのような便利なシステムもありますし、前納をすれば割引にもなります。使う予定のないお金があるのであれば、眠らせておかずに年金の支払いにでもあてましょう。