【旅生活】ノマドを実現できる職業・働き方・仕組みのまとめ

Nomad

私は定住する家を持たず、生活拠点を移しながら生きる『ノマド』という生き方に憧れています。

ノマドを実現するためには生活費としてお金が必要になるので、移動しながらでもお金が稼げる仕事をしたり、何もしなくても自動的にお金が入ってくる仕組み(不労所得)を作らなければなりません。

ノマド生活を実現できそうな仕事やお金の稼ぎ方をピックアップしました。

プログラマー

デジタル全盛期の現代において、プログラマーは場所に縛られずに働ける仕事の1つです。ノートパソコンがあれば公園のベンチで仕事をすることもできます。

ただし一言でプログラマーといっても幅が広いので、アプリ開発・システム開発などプログラミングをしたら納品はデータで送信すればOK!というものに限ります。

サーバーの保守・管理系でもプログラマーとして募集されていることがありますが、サーバーの置かれている場所に出社しなければならない場合も多いので注意が必要です。

ウェブデザイナー

プログラマーと似たようなものですが、ウェブサイトのデザインを担当する仕事です。

CSS、HTML、PHP、JavaScript などなど…複数のプログラミング言語を知っておく必要があります。

作家・ウェブライター

文章を書く作家もノマドを実現できます。

手元のパソコンで執筆し、作品データは編集者にメールで送信したりサーバーにアップロードするだけです。

ウェブサイトで公開する文章(記事)を作る人はウェブライターと呼ばれることもありますが、執筆という点では同業者ですね。

アフィリエイター

ネット上で商品を紹介し、その商品が売れたときに紹介報酬を得るアフィリエイトという仕事をしているのがアフィリエイターです。

ブログを書いてブログ内でおすすめ商品を紹介したり、ブログを訪問した人が画面の端のにある画像広告をクリックしたりすると、ブログの製作者に報酬が振り込まれます。

アフィリエイトをする媒体はブログ以外にもあり、Twitter や Facebook、Instagram、YouTube、メールマガジンを使う方もいます。

デジタルの世界ではなく現実世界でもアフィリエイトと同じ仕組みのものがあり、保険の販売員や不動産販売員、MLM(マルチ・レベル・マーケティング)も紹介報酬という点では同じ仕組みです。

ユーチューバー

YouTubeに動画を投稿し、自分の動画の再生時に表示された広告の表示回数やクリック回数に応じて報酬が振り込まれる仕組みを利用し、生活費を稼ぐのがユーチューバーです。

動画が撮影できれば『いつでも』『どこでも』『誰でも』YouTubeに動画を投稿できますが、生活費を稼げるレベルになるのは修羅の道です。

投稿する動画には役に立つ内容や面白さが求められますし、視聴者が飽きないように定期的に企画を練る必要もあります。

テレビ番組を作っているようなものなので、動画の構成力だけではなく編集能力も必要です。

有名なユーチューバーはほとんどの場合、動画編集や企画作り、構成を外部の専門家に委託していますが、外部委託するにもお金がかかるため最初は全部自分一人でやらなければならず、あまりの大変さに挫折する人が多いと聞きます。

動画編集者

ユーチューバーや企業から委託され、動画を編集するのが動画編集者です。

パソコンと動画編集ソフト、動画の編集スキル、インターネット環境があれば世界中どこにいても仕事ができます。

ユーチューバーという稼ぎ方が有名になり、動画業界に参入する方が増えたおかげで動画編集者の需要も高まっています。

しかし意外と単価が低いので、生活費を稼げるレベルになるためには営業力を高めて大量の仕事を受注したり、編集スキルを高めて単価アップを狙わない限り厳しい世界です。

インスタグラマー

先ほどご紹介したアフィリエイトという仕組みをインスタグラムで実現しているのがインスタグラマーです。

フォロワー数の多いインスタグラマーには企業から広告掲載の依頼があり、1回の投稿でウン十万、ウン百万円稼げることもある…と噂されています。

キラキラした内容の画像を投稿し続ける必要があるため、一部の方はインスタグラムにログインするだけで失神してしまうかもしれません。

写真家

Photographer.

写真家もノマドを実現できます。

世界中を旅しながら写真を撮り、出版社に売り込んで買い取ってもらったり、写真集を作って販売したりします。

企業では買い取ってもらえないような写真でも一般人にとってはお金を払ってでも欲しい写真だったりするので、専用の写真掲載サイトに投稿して小銭を稼ぐことも可能です。

イラストレーター・漫画家

イラストレーターや漫画家など絵を描くお仕事もノマドが実現できます。

作品をデジタルデータとして保存し出版社に送ったり、自分でウェブサイトを作って販売したり、ネット上の無数の販売プラットフォームを使わせてもらって作品を公開し、利益を得ることが可能です。

コンサルタント

相談者の悩みや問題点を明確にし、目標達成の手助けをするコンサルタント業もノマドが実現できます。

どうしても対面でなければ発見できない問題点や課題もありますが、売り上げデータや競合他社の分析、ウェブツールを利用した会議ができればリモートでも問題ありません。

投資家、トレーダー

株式、債券、通貨、資源などの金融商品をネット上で取引し、利ザヤを稼ぐのが投資家・トレーダーです。

長期での取引を繰り返すのが投資家、短期売買を主戦場にしているのがトレーダーと呼ばれています。

ネット証券の台頭により、スマホやパソコンがあればいつでもどこでも取引が可能です。

経営者

会社(事業)を所有し、自分以外の誰かに働いてもらってお金を得るのが経営者です。

みんなが働ける場所として会社を作り、会社を作った功績として売り上げの一部を権利収入として受け取ります。

事業が安定すれば自分で現場に立つ必要がなくなるので、どれだけ長期間旅行していたとしても銀行口座の残高は自動的に増えていきます。ノマドにはピッタリですね。

投資家がお金に働いてもらう仕事なら、経営者は人(会社)に働いてもらって収入を得る仕事です。

 移動販売員(店)

 キッチンカーで移動しながら飲食店をしたりモノを売ったりする仕事もノマドな働き方です。

生活拠点となる家、もしくは寝床として使う車両が必要になりますが、生活の場を転々と移動しながら生活できます。

飲食業の場合は仕入れ元の確保や原材料の調達、営業許可などで苦戦しそうですが、仮に日本ではできなかったとしても海外なら実現できる国がいくつも見つかりそうです。

Uberドライバー

 過酷な生活になりそうですが、Uberのドライバーでもノマドが可能です。

Uber Eatsの場合は日中自転車で宅配の仕事を行い日銭を稼ぎ、 夜はカプセルホテルやゲストハウスなどの安い宿に泊まります。

荷物一式は宿に預けておけば日中外でも仕事ができますし、預けることができないならコインロッカーにでも入れておけばなんとかなります。その町に飽きたら別の町に移動して、また仕事をすればいいです。

問題はアカウントがバン(アクセス禁止)されるリスクがあったり、クエストと呼ばれる指定された配達回数の達成でもらえる特別報酬が、別の地域に移動すると使えなくなったりすることです。しかしそれでも、実現不可能ではありません。

また、Uberはアプリの指示に従って配達したり送迎したりするだけなので、現地の言葉が話せなくても業務が遂行できます。海外でもノマドが実現できるということです。

 

・・・と、思ってたらすでに実現している人がいました。ビックリ!

定住へのこだわりを無くせば、ノマドは意外と実現できる

ノマドが実現できる仕事は意外とたくさんあることがわかりました。

一か所に留まる定住へのこだわりさえ無くせば、世の中のほとんどの職業はノマドになっても続けられるんじゃないか?という気にさえなってきます。

 

今はまだ

  • 顧客情報や社内情報をどのように守るか?というセキュリティ面
  • 高速インターネット環境の整備(5Gが解決できるかも)
  • 短期滞在可能な施設や宿泊場所の確保
  • ノマドが簡単にできる仕組みづくり(たとえば同じチェーン店であれば全国どこの店舗でも短期間だけ働けいてもOKなど。東京のローソンで一週間、来週は北海道のローソンで一週間働ける)
  • 社会の理解

といった課題はありますが、テクノロジーの進歩や産業の変化によって、10年前よりもノマドは実現しやすくなっています。

 

もしかしたら私たちの次の世代(30年後くらい?)にはノマドが当たり前になっていて、人口の2割くらいの人は家を持っておらず、定住しない生き方をしているかもしれません。

すでに旅をしながら、移動しながら生活している先輩たちはたくさんいるので、私も先輩たちの真似をしながら徐々にノマドへと移行していきます。

 

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